頭皮が硬いと抜け毛が増える?硬くなる理由と柔らかくする方法

あなたの頭皮カチカチになっていませんか?健康な頭皮は弾力があって柔らかいです。逆に頭皮が硬いと、髪の毛が細くなったり抜け毛が増えたりしてしまいます。

この記事では、頭皮の硬さが抜け毛の原因になる理由や頭皮を柔らかくする方法を詳しく解説します。さっそく自分の頭皮をセルフチェックしてみましょう!

硬い頭皮は抜け毛が増える?!

他人の頭皮を触らせてもらう機会はそうそうないので、どの程度の硬さならOKで、柔らかい頭皮とはどんなものなのかイメージがつかみにくいかもしれません。そこでまず、自分の頭皮のセルフチェックから始めてみましょう。そして、頭皮が硬くなる理由や抜け毛との関係について理解を深めましょう。

頭皮の硬さをセルフチェック!

次の3つの方法で頭皮の硬さをチェックしてみましょう。頭皮の動きを目で確認するために、鏡を見ながら行ってください。

チェック1. 理想の頭皮はおでこと同じ

まず自分のおでこを指で押してどれくらいの硬さなのか確かめてください。そして指で軽く押したまま小さな円を描くように動かします。どの程度おでこが動くのか覚えておきましょう。

次に、前頭部や頭の横の部分、つむじ周りや後頭部も同じように指で触って動かします。おでこと頭は、同じ皮膚でつながっているので、弾力や硬さは同じくらいのはずです。おでこより頭皮のほうが弾力がなく、つっぱって動かない場合は頭皮が硬くなっている証拠です。

チェック2. 頭皮は動くか?

次に指10本を広げて指の腹で頭の左右を大きくつかみます。前後左右、大きな円を描くように動かしてみてください。頭皮が指と一緒にスムーズに動くなら、あなたの頭皮はまだ柔らかいということです。

逆に頭皮が動かずに頭蓋骨に直接触っている感じがすれば、残念ながらあなたの頭皮はカチカチに硬くなっています。

チェック3. 百会(ひゃくえ)のツボを押す

鼻からまっすぐ頭頂に向かう線と、両耳から頭頂に上がった線が交わった場所にあるのが、百会というツボです。百会は身体全体の臓器とつながっているとされ、血流や気の流れを改善する指圧ポイントです。この百会の硬さや感触でも頭皮の血行状態や硬さが分かります。

百会を指で軽く押してみましょう。弾力があって押すと気持ち良い感じがあれば健康な頭皮です。逆に痛みを感じて弾力がない場合は、頭皮の血行が悪く硬くなってきています。痛みも気持ち良さも感じないようなら、頭皮がかなりつっぱって硬くなっています。

健康な頭皮とは

健康な頭皮は弾力があって柔らかく動かすことができます。また、一つの毛穴から2〜3本の髪の毛が生えていて、毛穴に脂肪が浮いていたり、フケやかゆみ、ニキビや湿疹がないのが健康な状態です。

年齢が若ければ若いほど、頭皮には潤いがあり血行も良いため青白い色をしています。年齢を重ねるにつれて、紫外線の影響を受けたり血行が滞ったりすると、だんだんと黄色くなっていきます。

地肌が赤っぽい場合は、頭皮の血行不良や抜け毛が増えているサインです。青・黄・赤とまるで信号機の色のように、頭皮の危険度を判断することができます。

頭皮が硬くなる理由

では、どうして頭皮が硬くなってしまうのでしょうか?その理由には、加齢による筋肉の衰えや運動不足、眼精疲労など様々なことが挙げられますが、これらすべてが「血行不良」になる要因です。なぜ年齢や生活習慣が血行不良を招くのか詳しく見ていきましょう。

理由1. AGA(男性型脱毛症)や加齢による血行不良

個人差はありますが、加齢による血行不良が一番現れる場所が前頭部です。額の生え際からつむじ周辺までには前頭部筋がありますが、耳や目、首の筋肉とはあまり連動していないため、どうしても年齢を重ねると血管や筋肉の老化が進み血行不良になりがちです。

また、前頭部はAGAの影響を受けやすい場所でもあります。AGAは男性ホルモンに5α-リダクターゼという酵素が結合し、髪の毛の成長を遅らせてしまうDHTという別の男性ホルモンが生成されることで起こる薄毛やハゲの症状です。

額の生え際やつむじ周辺から薄毛になり、ハゲに進行することが特徴です。特にDHTの影響が大きい前頭部は、皮脂過多などの地肌のトラブルが起こりやすいため、さらに血行が悪くなり頭皮がつっぱって硬くなる傾向があります。前頭部の血行不良で頭皮が硬くなると、おでこのシワが目立つようになります。

理由2. 猫背、肩こりによる血行不良

長時間のデスクワークやパソコンの使用などで猫背や前かがみの姿勢が続くと、後頭部にある後頭筋が衰えて血行不良になり、首や肩こりの症状が出やすくなります。肩や首がこって可動域が狭くなると、余計に動かしにくくなりさらに筋力が低下して血行が悪くなります。

後頭部の頭皮がつっぱると頭頂部も引っ張られて硬くなるため、頭のてっぺんから後ろ、首や肩が常に重くだるい感じがするのも、姿勢の悪さによる血行不良の特徴です。

理由3. 眼精疲労による血行不良

パソコンやスマホ、TVゲームなどの長時間の使用で目が疲れている場合は、頭皮の両横の部分、側頭筋が張っています。こめかみから耳の上を指で押した際に、ゴリゴリとした感じがして痛みがあれば、眼精疲労による筋肉の張りと血行不良で頭皮が硬くなっている証拠です。

歯を食いしばる癖のある人も、側頭部がぱんぱんに張ります。いずれも、側頭筋が張っていると頭頂部の筋肉も引っ張るため、頭皮のてっぺんから両サイドが硬くなってしまいます。

理由4. 運動不足による血行不良

身体の筋肉がある場所には、すべて血管が走っています。運動すると筋肉が収縮して、心臓から送り出される血液を身体全体に循環します。ところが運動不足になると、筋肉量が減るうえ筋肉を動かす時間も減るため、血液を循環させる機能が低下します。これが、運動不足による血行不良の状態です。

頭皮にももちろん血管がありますが、手足のような大きな筋肉が近くにありません。そのため運動不足になると、心臓から遠い位置にある頭皮には、新鮮な血液が循環されにくくなります。

運動不足による頭皮の血行不良は、頭皮全体が硬くつっぱっているのが特徴で、肩こりや頭痛などの症状が出やすい人が多いです。また、運動不足になると脳にも新鮮な血液が行き届かなくなるので、脳の酸素不足により頻繁にあくびが出たり頭痛が起きたりすることがあります。

硬い頭皮と抜け毛の関係

頭皮の構造の中で髪の毛に関係があるのが、髪の毛が生えている表皮、髪の毛の毛根や皮脂腺、汗腺がある真皮、そして毛細血管や神経、リンパが通っている皮下組織です。食べ物からの栄養は、胃や腸などで消化吸収された後、血液によって全身の細胞に運ばれます。

心臓と血管はいわば血液を運ぶポンプとホースのようなもので、この循環を助けるのが筋肉です。健康な状態の頭皮では、真皮にある毛根に、毛細血管によって運ばれた栄養が集まります。毛根の中には、毛細血管がつながっている毛乳頭や新しい毛髪をつくる毛母細胞があり、送られてくる栄養を吸収して次々と新しい髪の毛が成長します。

ところが、血行不良になっている頭皮では、新しい髪の毛をつくる機能が衰えているため、髪の成長サイクルに乱れが起こり、抜け毛や薄毛の症状が出やすくなります。

また、頭皮の血行不良は新陳代謝の低下を招きます。新しい細胞が生まれないと、頭皮は古い角質のままになり硬くなってしまいます。そうすると毛穴が詰まって毛が抜けやすくなるのに加え、新しく生えようとする髪も栄養不足で細いため薄毛やハゲになります。

硬い頭皮を柔らかくするには

硬くなった頭皮を柔らかくして薄毛を改善するためには、毎日行える簡単な育毛ケアを習慣にして、頭皮の血行を改善しましょう。ここでは、5分で行える首のストレッチと頭皮マッサージ、そして組み合わせて使いたい育毛剤について詳しく説明します。

身体の血行が良くなっているお風呂上がりや就寝前に行うのがおすすめです。仕事中に疲れたなと思ったときや休日の朝など、隙間時間をみつけて効率良く行いましょう。

頭皮に血液を送るためにまずは首のストレッチ!

血液は心臓から頭部に送られますが、頭部は心臓よりも高い位置にあるため、首の頚動脈あたりで停滞しがちです。そのため、まずは首の頚動脈周りをストレッチでほぐして、血液が流れる道をつくりましょう。

  1. 背筋を伸ばして両手を頭の後ろで組み、息を吐きながら頭を下に降ろす
  2. ステップ2の姿勢のまま深呼吸を大きく2回行い、組んだ手に少し力を入れて頭をさらに下げる
  3. 右手を頭の上から左耳にまわして手の平を置き、頭が右前方に傾くように息を吐きながらゆっくり引っ張る
  4. ステップ3の姿勢のまま深呼吸を大きく2回行う
  5. ステップ3と4を反対の手に変えて左方向にも同じように行う
  6. 大きく深呼吸しながら頭を時計回りにゆっくりと2周まわす
  7. 反時計周りもステップ6と同じように2周まわす

ステップ1では、背中が丸まってしまわないよう気をつけましょう。ステップ2〜5では、あごを前に縮めるようにして行うと効果がアップします。ステップ6と7では、口を大きく開けたり閉じたりしながら行うと、あごが動いて頚動脈の血行も良くなるのでより効果的です。

頭皮の血行を改善する頭皮マッサージ

頭皮のマッサージは、爪で地肌を傷つけないように、必ず指の腹を使って行うことが重要です。また、強く揉んだりこすったりすると毛細血管を傷つける恐れもあるため、あくまでも頭皮を柔らかくする気持ちでゆっくり揉みほぐすようにしましょう。

  1. 両手の平を大きく開き頭の左右に10本の指を置く
  2. 頭の両サイドから頭頂部に向かって指の腹でゆっくりと揉みほぐす
  3. 頭の両側に両手の平を当てて頭を持ち、円を描くように押しながら頭皮を数回動かす
  4. 後頭部の首のつけ根から頭の後ろ、頭頂部までをステップ2と同じように行う
  5. 後頭部で両手の指を組み両手の平を使って頭皮を上下に数回動かす
  6. 左右のこめかみから額の生え際をステップ2と同じように行う
  7. 額の生え際の上で両手の指を組み両手の平を使って頭皮を上下に数回動かす

育毛剤+ストレッチ+マッサージで血行をトリプル改善!

硬くなった頭皮を柔らかくして薄毛を改善するには、育毛剤を使うことをおすすめします。医薬部外品である育毛剤には頭皮の血行を改善し、健康な頭皮に整える薬効成分が豊富に含まれています。

さらに育毛効果の高い成分もたくさん配合されているため、すでに薄毛になっている人も毎日の習慣に組み込んでみましょう。上記で紹介した、首ストレッチ+頭皮マッサージと組み合わせると、さらに育毛剤の成分が浸透しやすくなり、頭皮改善と育毛効果が上がります。

効果的なタイミングと順番は、疲れをほぐして血行を良くするための入浴→シャンプー→入浴後に育毛剤→首ストレッチ→頭皮マッサージです。

血行不良が原因の硬い頭皮は、ほうっておくと薄毛から抜け毛、ハゲへと進行してしまいます。「育毛剤+首ストレッチ+頭皮マッサージのトリプル頭皮改善法」を毎日の習慣に取り入れ、硬い頭皮を柔らかくしましょう!

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