センブリエキスの副作用と育毛効果まとめ

センブリエキスは日本古来の生薬であり、内服薬としてたしかな効果と安全性があります。育毛剤の成分としても広く使われており、効果の高いミノキシジルやキャピキシルが開発されるまでは、育毛剤の主役として活躍していた成分でした。そんな育毛界のベテラン選手、センブリエキスの副作用や効果をまとめました。

センブリエキスの基本情報

センブリとは、リンドウ科の植物です。「Swertia japonica」という学名からも分かるように、日本では民間薬として利用されてきた長い歴史をもっています。日本各地に自生し、ドクダミやゲンノショウコとともに日本三大生薬として知られています。

強烈な苦味が特徴で、エキスを千回抽出してもまだ苦味が消えないために「千振(センブリ)」という名が付けられたと言われています。現代では、主に胃の調子を整える薬や便秘解消効果のある整腸剤に使われています。

このほか、乾燥させた葉でつくるセンブリ茶などにも広く利用されています。内服薬にくらべれば歴史は浅いですが、育毛剤の分野でも、センブリエキスは最も広く使われてきた成分の一つです。

センブリエキスの副作用

生薬としての長い歴史から、センブリエキスには膨大な使用実例の蓄積があります。内服の場合、用法用量を守って使う限り、副作用の心配はありません。また、育毛剤に配合されている場合は、体内に吸収される量が極めて微量になるので、内服するよりも安全性はさらに高くなります。

そのため、育毛剤としてのセンブリエキスについては、副作用の可能性はほぼゼロと考えてよいでしょう。

センブリエキスの効果

センブリエキスの育毛効果は、センブリに含まれるスウェルチアマリン、スウェルチアニン、アマロゲンチン、アマロスウェリンの4つの主要成分と、キサントンという成分に由来すると考えられています。

血流を改善する2つの成分

苦味の素であるスウェルチアマリンやスウェルチアニンには、塗布した場所の毛細血管の血流を増やす効果があります。血液の流れが良くなれば、毛髪を生む工場である毛母細胞にも栄養と酸素が十分に届けられるので、育毛効果が期待できます。

毛乳頭細胞の活性化も期待できる

アマロゲンチンとアマロスウェリンには、毛乳頭細胞を活性化する働きがあると言われています。毛乳頭細胞には、毛母細胞の増殖を指示する役割があります。そのためセンブリエキスによって毛乳頭細胞が活性化すれば、毛髪が生えるペースが早くなることが推測されます。

抗炎症・抗酸化作用で健やかな頭皮をつくる

頭皮の炎症や酸化は細胞の老化をもたらし、正常な発毛サイクルの乱れにつながります。センブリには微量ですが、抗炎症・抗酸化作用をもつキサントンという成分も含まれています。これもセンブリエキスの特徴の一つと言えるでしょう。

生薬であるセンブリエキスは、化学合成された薬とは異なり、効き目が穏やかであるという特徴もあります。穏やかなので副作用の心配もなく、安心して使える成分の1つです。

ページの先頭へ戻る