オウゴンエキスの副作用と育毛効果まとめ

古来から伝わる生薬や中国伝来の漢方薬のように、日本は、植物を医療に役立ててきた長い歴史をもっています。オウゴンエキスもその一つで、江戸時代から民間薬として活用されてきました。今回はこのオウゴンエキスの育毛剤としての副作用と効果を、コンパクトにまとめました。

オウゴンエキスの基本情報

オウゴンとは、シソ科の植物であるコガネバナの根を乾燥させたものです。もともと漢方薬として使われてきた長い歴史があり、日本では江戸時代に朝鮮半島から種が輸入され、栽培されるようになりました。

近年、オウゴンエキスの研究が進み、育毛効果があることが判明し、育毛剤の成分として広く活用されるようになりました。ここ数年の間に発売された育毛剤、特に「天然由来」や「安全性」をうたう育毛剤には、必ずといっていいほどオウゴンエキスの名前がみられます。

オウゴンエキスの副作用

内服薬として飲んだケースでは、肺炎や黄疸などの副作用が出たという報告があります。しかし頭皮に塗る育毛剤に配合された場合は、肝臓で代謝されることなく、頭皮の細胞で直接的・限定的に働きます。また、皮膚から体内に吸収される量もごくわずかです。したがって、副作用の心配はありません。

オウゴンエキスの効果

オウゴンエキスには、抗炎症効果のほか、男性型脱毛症(AGA)の原因物質の生成を抑える効果、頭皮に潤いを与える効果などが考えられます。それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

抗炎症効果で頭皮の健康をサポート

オウゴンエキスには人体の炎症を抑える効果があり、内服薬として使われる場合も抗炎症や鎮痛効果を目的として処方されます。育毛剤として頭皮に塗布した場合も、同様に炎症を抑える効果が期待できます。

頭皮の炎症は毛髪の正常な発毛サイクルに悪い影響を与えるので、オウゴンエキスは頭皮の健康をサポートしてくれる成分といえるでしょう。

男性型脱毛症の予防改善効果も!?

5αリダクターゼは、過剰な男性ホルモンの生成を引き起こし、男性型脱毛症を招く原因物質です。オウゴンエキスには、5αリダクターゼの活性を抑える効果があるため、男性型脱毛症の予防改善が期待できます。

保湿効果

オウゴンエキスには、保湿効果があることも分かっています。実際に、多くの女性用化粧品にも配合されています。頭皮の乾燥は肌荒れ、ひいては発毛サイクルをつかさどる毛母細胞や毛乳頭細胞の老化にもつながります。したがってオウゴンエキスの保湿効果は、間接的とはいえ、育毛に役立つと考えられます。

まとめ

育毛剤の世界は日進月歩です。バイオテクノロジーや遺伝子技術を駆使して、生薬としてたしかな実績がある成分を、育毛剤に転用した製品が増えています。オウゴンエキスもそんな成分の一つです。今後さらに研究が進めば、オウゴンエキスの高い育毛効果がより明らかになっていくでしょう。

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