フコイダンの副作用と育毛効果まとめ

日本人に馴染みの深い海藻に大量に含まれている成分、「フコイダン」。その育毛効果に、注目が集まっています。日本人は日々の食事でフコイダンを摂取していますが、それがさまざまな健康効果や育毛効果につながることは、あまり知られていません。未来の育毛成分フコイダンの、気になるポイントをまとめました。

フコイダンの基本情報

フコイダンは、主に昆布、わかめ、モズクなどの海藻類から抽出される食物繊維の一種です。ねばねばした「ぬめり」があるのが特徴で、これによって海藻は自分の身にできた傷を修復していると考えられています。また、ほかの微生物に食べられないための防御の役割も果たしていると言われています。

フコイダンの副作用

フコイダンには、目立った副作用はありません。ただし水溶性の食物繊維であるため、サプリメントで大量に摂取すると、下痢をすることがまれにあります。なお、海藻類にはヨウ素(ヨード)が大量に含まれています。

そのため、フコイダンをとる目的で毎日海藻をたくさん食べると、甲状腺に異常をきたす可能性があるので注意してください。もっとも、このような副作用は、食材やサプリメントで大量に摂取した場合に起きることです。頭皮に塗る育毛剤に配合されているフコイダンエキスでは、心配ありません。

フコイダンの効果

神社の神事では必ず昆布がお供えされることからも分かるように、日本人にとって海藻はとても馴染みのある食材です。ほかの民族に比べれば、はるかに多くのフコイダンを長い期間摂取してきたと推測されます。

このフコイダンを健康増進を目的として利用するようになったのは、最近のことです。そのため、その効果も未知の部分が多いのが現実です。

多くの健康効果が期待できるフコイダン

内服を前提とした実験では、抗炎症作用による肺炎や肝炎の抑制やピロリ菌の殺菌、ナチュラルキラー細胞を活性化するなど、免疫を強化する効果が認められていて、医薬品への応用が期待されています。抗アレルギー効果や整腸作用、血圧を下げる作用なども確認され、多くの健康効果が期待できます。

育毛成分としての効果も

動物実験では、フコイダンが毛乳頭細胞を活性化することが確認されています。毛乳頭細胞が活性化すると、毛母細胞の増殖を促すFGF-7というタンパク質の生産が盛んになります。したがってフコイダンには、発毛サイクルを正常化し、育毛を促進する効果があると言えます。また、優れた保湿効果があるので、頭皮の荒れの改善も期待できます。

フコイダンの原料はガゴメコンブがおすすめ

フコイダンはあらゆる海藻から抽出できる成分ですが、特にガゴメコンブから抽出したものには、優れた効果があります。フコイダンが配合されている育毛剤を選ぶときは、そのフコイダンがガゴメコンブから抽出されたものかどうかを確認するとよいでしょう。

まとめ

フコイダンの研究は、まだまだ始まったばかりです。現段階では免疫増強の効果に注目が集まっていますが、育毛成分としても大きな可能性を秘めています。

いくつかの企業がフコイダンを用いた育毛剤の研究に着手しており、フコイダンを主要な有効成分として打ち出した育毛剤を発売しています。さらに研究が進めば、近い将来、フコイダンが育毛成分の主役として活用される時代がくるかもしれません。

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