フィナステリド(プロペシア)の副作用と育毛効果まとめ

薄毛の発毛剤として有名なものの一つに、フィナステリド(プロペシア)があります。

薄毛用のサプリメントや発毛剤には副作用があると言われていますが、フィナステリドにはどのような副作用がみられるのか、その成分や育毛効果を含めて、詳しく解説していきます。

フィナステリド(プロペシア)の基本情報

フィナステリドとは男性ホルモンの働きを抑制する成分の名前で、プロペシアとはアメリカの製薬会社であるメルク社が開発した製品名のことを指します。

フィナステリドには、前立腺の肥大やがんの進行を抑制する働きがあるため、もともとは前立腺肥大症の治療薬として利用されてきました。しかし、その作用の一部に発毛効果があることが認められたため、フィナステリドを配合した薄毛治療の内服薬としてプロペシアが開発されました。

60ヶ国以上で承認されているプロペシアは、日本でも厚生労働省に認められている安心の発毛剤です。今まで育毛剤を試してみたものの、効果をあまり感じられなかった方におすすめの薬です。医薬品であるため、医師の処方なしに購入することはできません。

フィナステリドの副作用

フィナステリドは医薬品なので、サプリメントよりは副作用が強いです。しかし、副作用が現れるのは全体の0.7%程度と非常に少ないです。そのため、安全性の高い薬であるといえます。

参考ページ: 浜松町第一クリニック 「プロペシアの正しい服用方法と処方

では、どんな副作用があるのか、確認しておきましょう。

  • 性欲減退
  • 勃起不全
  • 射精障害
  • 肝機能障害
  • 乳房肥大
  • めまい
  • 抑うつ症状

肝機能障害などの副作用が起こるのはまれですが、現れた場合は投薬を中止しなければなりません。そのため、フィナステリドは必ず医師の指導のもと服用しましょう。

個人輸入などで購入することもできますが、万が一副作用があった時のことを考えて、必ず医師に処方してもらうことが大切です。

重大な副作用が心配な場合は育毛剤の使用を

いくら副作用の事例が少ないからといって、肝機能障害などの重大な副作用が現れる可能性はゼロではありません。

副作用が心配な方は、まずはいきなり発毛剤の使用をはじめるのではなく、副作用の少ない育毛剤から試してみましょう。

フィナステリドの育毛効果

フィナステリドが効果的な薄毛は、「男性型脱毛症=AGA」と呼ばれているものです。頭頂部や生え際の薄毛、髪の毛が細くなって頭皮が透けるような薄毛の人は、効果が期待できるでしょう。

AGAは老化現象ではない

髪の毛は年を取ると年々減少してくるものです。このような薄毛は「老人性脱毛症」と呼ばれ、AGAではありません。

AGAは、高齢者でないのに髪の毛が薄くなってしまう、いわゆる「若ハゲ」と呼ばれるような薄毛のことを指します。20代から悩む人も少なくありません。AGAは、ゆっくりと進行する薄毛です。自分で判断することは難しいため、気がついた頃にはかなり進行していることも多いです。

以下のような症状がある場合、AGAである可能性が高いです。

  • おでこが広がってきた
  • 髪の毛のハリやコシがなくなってきた
  • 髪全体のボリュームが減ってきた
  • 分け目が大きくなってきた
  • シャンプー後、髪の毛がたくさん抜けるようになった
  • 生え際にアホ毛が増えた
  • 髪の毛のセットがしにくくなった
  • 家族や友人、知人など第三者から薄毛を指摘された

AGAは、ジヒドロテストステロン=DHTと呼ばれる男性ホルモンが、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に結合することによって発症します。フィナステリドは、このDHTの生成に必要な酵素の働きを阻害するため、AGAを改善することができます。

フィナステリドの効果はどれくらい?

海外の臨床試験では、フィナステリドを5年間投薬したところ、90%の患者にAGAの改善がみられたというデータがあります。また、日本の臨床試験でも、1年間の投薬で58%の改善効果が認められています。そのため、飲み続けることで、より高い効果が期待できるといえます。

実際に、フィナステリドは服用後すぐに効果が現れる薬ではありません。最低でも3ヶ月、平均で6ヶ月程度の服用が必要だとされています。また、効果がみられても、途中で服用を止めると、AGAの症状が進行すると言われています。

参考ページ: リブラクリニック 「プロペシア

フィナステリド(プロペシア)を処方してもらう方法

フィナステリドは、薄毛治療を専門に行っているAGAクリニックなどで処方してもらうことができます。このほか、一部の病院の内科や皮膚科でも取り扱っています。

クリニックでの処方の流れ

では実際に、クリニックでフィナステリドを処方してもらう流れを紹介します。予約が必要な場合もあるので、事前にクリニックのホームページなどで確認しましょう。

  1. フィナステリドを取り扱っているクリニックに行く
  2. 問診票を記入する
  3. 医師による問診
  4. フィナステリドの処方

AGAの治療は保険が適用されない

残念ながらAGAの治療には保険が適用されないため、診察費用やフィナステリドの購入は全額自費で支払う必要があります。自由診療なので、病院や薬局ごとに診察費用や薬の料金が異なります。

トラブルを避けるため、事前に複数のクリニックや病院のホームページなどを確認して、かかる費用を比較することをおすすめします。相場は、初診料3,000〜5,000円程度で、1ヶ月分で10,000円程度です。病院によっては、初診料が無料で、薬代だけの場合もあります。

1ヶ月10,000円程度が相場ですが、最近では1ヶ月分で7,000〜8,000円台のクリニックも増えてきています。10,000円以下でプロペシアを購入できるクリニックは、かなり良心的です。

医師によって違ってきますが、1回の診察で3ヶ月〜半年分処方してもらえることが多いです。もっと費用を抑えたい場合は、プロペシアのジェネリック医薬品を利用すると良いでしょう。1ヶ月4,000〜5,000円程度と、さらに財布にやさしくなります。

このように、フィナステリドはAGAの薄毛に対して効果が期待できます。副作用も少ないので、気にしすぎる必要はありません。しかし、何らかの副作用が現れた場合のことを考えて、薬は必ず医師から処方してもらいましょう。

副作用が心配な方は、いきなりフィナステリドを服用することは避け、まずは育毛剤を使用して様子を見てみることをおすすめします。

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