育毛剤はいつから使えばいいの?抜け毛が増えたらすぐ?

Q:育毛剤はいつから使えばいいの?抜け毛が増えたらすぐ?
A:答えはもちろん「YES」です。抜け毛の状態をチェックして、育毛剤の使用をスタートしましょう。

この記事では、抜け毛が増えたときのセルフチェック方法から、育毛剤を使い始める時期や選ぶポイントまで、詳しく解説していきます。抜け毛が増えてどうしたらいいのか分からない人も、不安にならずに、まずは理解を深めましょう。

育毛剤を使い始める時期を知る、抜け毛のセルフチェック

育毛剤を使い始める時期には、2つあります。髪の毛がスカスカになってきたと感じたとき、そして抜け毛が増えたと気づいたときです。この2つの信号を見逃さないようにするために、自分の抜け毛や頭皮をチェックする習慣をつけましょう。

こんな抜け毛があったら、要注意!

髪の毛には成長サイクルがあり、その流れによる自然な抜け毛であれば、心配することはありません。1日50本程度で、毛根が玉ねぎのような丸い形をしていれば、薄毛やハゲに進行するものではないので安心してください。

しかし次のような抜け毛が増えていると、薄毛やハゲに進行している可能性があります。抜け毛を白いティッシュの上に置いて、明るい場所で観察してみましょう。

毛根がいびつな抜け毛

以下のような状態の抜け毛は、成長の途中で抜けてしまったか、頭皮の過剰な皮脂により毛穴から抜け落ちた可能性があります。健康な頭皮に改善することが必要です。

  • 毛根が球状や楕円形ではなく、歪んだいびつな形をしている
  • 毛根に白い糸のようなものがついている
  • 毛根がティッシュにくっつく

栄養不足の抜け毛

以下のような状態だと、髪の毛に必要な栄養が不足して、毛髪を成長させる毛母細胞が育たないまま抜け落ちているといえます。放置しておくと薄毛からハゲへ進行してしまいます。

  • 毛根がない
  • 毛根が細くとがっている
  • 頭皮から出ている髪の毛の根元が、真ん中あたりよりも細い

細い抜け毛

以下のような状態は、すでに薄毛が進行している段階で赤信号です。毛穴の中で太くて丈夫な髪の毛を育てることができないまま、抜け毛の症状が出てきています。

  • 生えている毛よりも短くて細い毛が多い
  • 生えている毛よりも細くさらに毛先がとがっている

抜け毛が増える原因

朝起きると枕についている抜け毛、シャンプーのたびに排水溝にたまる抜け毛…など、抜け毛が増えるとドキッとしますね。でも、原因が分からないままでシャンプーやヘアケア製品をいろいろ変えると、かえって抜け毛を悪化させてしまうことがあります。

また、抜け毛を気にするあまり、シャンプーの回数を減らしたり帽子で隠したりするのも、頭皮の状態を悪くして、さらに抜け毛を増やすことにもなります。抜け毛が増えるのには、様々な原因があります。まずは自分の抜け毛が増えてきた原因を、しっかりと探っておきましょう。

原因1. 頭皮や髪の毛に悪いヘアケア

現在使用しているシャンプーやコンディショナー、ヘアトニックに、石油系界面活性剤やシリコン、刺激の強いアルコール、香料などが配合されている場合は、毛穴の詰まりや頭皮のかゆみ、フケ、炎症などが起こることがあり、抜け毛が増える原因になります。

また、パーマやカラーリングをくり返していると、強い薬剤により頭皮がダメージを受けて、抜け毛が増えることがあります。

原因2. ストレスや睡眠不足

髪の毛の栄養は血液によって運ばれてきますが、血液の流れをコントロールしているのは自律神経です。自律神経は、沈静時に優位になる副交感神経と、興奮時に優位になる交感神経という2つのバランスによって正常に機能し、私たちの身体を24時間動かしています。

しかし、ストレスが長引いたり睡眠不足が続いたりすると、自律神経のバランスが乱れて、血管を収縮する作用のある交感神経が優位になる時間がどんどん増えるため、血行不良になります。頭皮は心臓よりも高い位置にあるうえ、血液を循環させる大きな筋肉が周りにありません。

そのため、血行不良になると髪の毛に栄養が届きにくくなり、細い毛や抜け毛が増える原因になります。

原因3. バランスの悪い食生活や無理なダイエット

コンビニやジャンクフード、スナック菓子などで食事を済ませてばかりいると、身体は常に栄養が不足した状態になります。また、無理なダイエットによる食事制限を続けていることでも、栄養失調が起こります。

すると、血液の栄養はまず、生命維持に必要な場所から優先的に送られるようになり、命に支障がない髪の毛は後回しになります。これが頭皮への栄養不足となり、抜け毛が増えて薄毛やハゲを招く原因になります。

原因4. 季節の変わり目

髪の毛の一生である成長サイクルの最終期は秋に起こりやすく、毛母細胞の働きが止まって抜け毛が増えます。秋は一年の中で最も抜け毛が増える季節で、同じ季節の変わり目である春に比べて3倍もの量が抜けます。

動物が秋に毛が生え変わるように、人の髪の毛も冬に向かって細胞を新しく更新するためです。また、秋は夏に受けた影響がドッと押し寄せる季節です。頭皮は紫外線によるダメージや夏に分泌が増えた汗や皮脂によりトラブルが起こりやすくなっているので、髪の毛が正常に育たないまま抜け落ちてしまいます。

さらに、夏の間の暴飲暴食や冷たいものの食べ過ぎによる胃腸の疲れは、内臓の血液循環を滞らせてしまうため、頭皮の血行が悪くなり、髪の毛を育てる栄養が行き届かなくなって抜け毛が増えます。

原因5. AGA(男性型脱毛症)

AGAは、男性ホルモンのテストステロンが、5α-リダクターゼ酵素と結合して別の男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることにより起こる、男性特有の脱毛症です。DHTには、髪の毛を成長させる毛母細胞の働きを阻害する作用があるため、抜け毛を増やします。

額の生え際やつむじのある頭頂部の髪の毛が抜け、だんだんと薄毛からハゲに進行していくのが特徴です。

原因6. 薬の副作用や病気の治療

病気やケガの治療で服用または外用している薬によっては、抜け毛の副作用が起こるものがあります。また、透析や放射線治療などは髪の毛の成長サイクルに影響を与えるため、抜け毛が増える可能性が高いです。治療や投薬中に抜け毛が増えたときは、必ずかかりつけの医師に相談しましょう。

原因7. 円形脱毛症

円形脱毛症は、10円玉くらいの小さな円形や楕円形の脱毛が、急に現れる疾患です。抜け毛が起こる場所が一箇所または複数に固まっているのが特徴で、それ以外の髪の毛には、まったく変化がありません。

円形脱毛症による抜け毛は、育毛剤で治療することができません。放置したり市販の外用薬などを使ったりせず、皮膚科や育毛クリニックなどを受診しましょう。

抜け毛を改善する育毛剤を選ぶポイントと注意点

ここでは、抜け毛を改善するための育毛剤選びのポイントと注意点を、詳しくアドバイスします。ぜひ参考にして、効果的に育毛ケアしましょう。

ポイント1. 薬効成分を豊富に配合

一般のドラッグストアに並んでいる1,000円程度の安価なものには、育毛に必要な薬効成分はほとんど入っていません。一方、通販で買うことのできる医薬部外品の育毛剤には、薬効成分が豊富に配合されたものがあるので、それを選ぶのが賢い購入方法です。

ポイント2. 抜け毛の原因に合わせて選ぶ

増えてきた抜け毛の進行を止めるには、抜け毛の原因に合わせた育毛剤を選ぶことが、とても重要です。原因別のポイントを押さえておきましょう。

AGAによる抜け毛には

医薬部外品である育毛剤の中には、AGAの原因であるDHTの生成を阻害する成分が配合されたものがあります。額の生え際や頭頂部の抜け毛が増えて薄毛になっている段階なら、育毛剤を毎日使うことで改善することができます。

頭皮ダメージによる抜け毛には

紫外線や間違ったヘアケアによる頭皮へのダメージや、脂っこい食事による過剰な皮脂が原因で起こる抜け毛には、天然の薬効成分が配合された、無添加の育毛剤を使うことをおすすめします。ダメージやトラブルがある頭皮は、とても敏感になっています。

アルコールや強い化学薬品が配合された育毛剤を使うと、かえって頭皮の状態を悪くして抜け毛を悪化させる恐れがあるので、注意しましょう。

血行不良や栄養不足による抜け毛には

頭皮の血行不良も栄養失調状態も、どちらも髪の毛のための栄養が頭皮に不足しています。そのため育毛剤を選ぶときは、自然由来の薬効成分が頭皮にしっかり浸透するように、頭皮の血行を改善する成分が配合されたものを選びましょう。

ポイント3. 毎日安心して使えるもの

抜け毛が増えているということは、身体の機能や頭皮が健康ではない状態です。そんな状態で副作用のあるものや、強い薬剤を配合した育毛剤を使い続けるのは、どうしても不安が出てきます。漢方や天然の育毛成分を配合した育毛剤を選びましょう。

身体に害のある化学物質が無添加のものなら、毎日安心して使うことができます。抜け毛を早く改善したいからといって、育毛剤を使う量や回数を増やしても、急に髪の毛が生えてくるわけではありません。

むしろ、頭皮のトラブルやべたつきなどの原因をつくり、抜け毛を悪化させてしまう可能性もあります。取扱説明書やウェブサイトの注意書きをよく読んで、必ず所定の量と回数を守りましょう。

抜け毛が増えた!と思ったら、それは育毛剤を使い始めるときです。セルフチェックをもとに自分の抜け毛の原因を探り、すぐに育毛剤によるケアを始めましょう!

ページの先頭へ戻る