AGA(薄毛)治療に保険は適用されるの?

AGA(薄毛)治療には、残念ながら保険は適用されません。その理由や、AGA治療を行っている皮膚科や専門のクリニックなどについてここで詳しく紹介します。薄毛に悩んでいる人で、専門家による治療に興味のある人はぜひ参考にしてください。

AGA治療と保険の関わり

自分の薄毛の原因が男性型脱毛症と呼ばれるAGAかもしれない場合、病院で治療を受けようとすると、なぜ保険が適用されないのでしょうか?治療するとしたらいったいどれくらいの費用がかかるのかなど、病院に足を運ぶ前に予備知識をもっておきましょう。

AGAによる薄毛とは?

AGAは男性特有の症状で、額の生え際やつむじのある頭頂部周辺の髪の毛が薄くなり、放置しておくとだんだん脱毛してハゲに進行するのが特徴です。男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼ酵素と結合して、別の男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することで発症します。

DHTは、毛根にある髪の毛を成長させる毛母細胞の発達を阻害してしまう作用があるため、5α-リダクターゼ酵素の分泌量が特に多い前頭部や頭頂部に症状が現れやすくなります。

AGA治療が保険適用されない理由

病院での治療に、保険が適用されるかどうかを決定するのは厚生労働省です。保険適用される治療とは、人間の生死に関わるもの、放置すると生活に大きな支障を生じるものに限られます。AGAによる薄毛治療は、美容整形と同じく、容姿を形成するものと分類されているため、医療保険は適用されていません。

AGA治療でも例外的に医療費控除が使えるケース

AGA治療でも、医療費控除を受けられるケースがあります。他の病気の影響によるものや精神的な理由により脱毛し、その結果AGA治療を受けることになった場合、医療費控除が適用される場合もあります。

もちろん、税務署への届出と審査が必要です。AGA治療の診療費や投薬費の合計が年間100,000円以上の場合、医療費控除の申請をすることができるので、税務署に相談してみましょう。

AGA治療、いったい総額いくらかかる?

AGAは症状や進行に個人差がありますが、一般的には、効果が出るまでに3ヶ月から半年程度の治療が必要とされています。AGAの専門外来で受ける治療の平均月額料は、約30,000円です。3ヶ月だと90,000円、半年だと180,000円が必要ということになります。

一方、一般病院の皮膚科では、診察と投薬費用で月額約10,000円、半年間で60,000円という計算になります。ただし、期待する効果にも個人差があるため、どれくらいで治療終了とするかは一概には言えません。

AGA治療、一般病院の皮膚科と専門外来の違いは?

AGAによる薄毛を病院で検査・治療する場合、一般病院の皮膚科か、専門外来である育毛クリニックやAGAクリニックのどちらかで受診することになります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

一般病院の皮膚科でのAGA治療

一般病院の皮膚科は、皮膚のアレルギー疾患、ニキビや湿疹、イボなどの治療を行う皮膚疾患の外来です。例外はあるものの、AGAのための精密検査などは行われないことが多く、診察をして内服薬を処方し様子を見るといった「現状維持」のための治療がほとんどです。

専門外来でのAGA治療

自分の薄毛がAGAによるものかどうかを知りたいのであれば、育毛や発毛の専門外来である育毛クリニックやAGAクリニックで、無料のカウンセリングを受けることができます。AGAに関して詳しい知識をもっている専門医が、最新のAGA治療の内容や費用などについてアドバイスしてくれます。

血液や頭皮の状態を検査し、適切な治療を受けることができます。自分の薄毛の状態に合った治療をしっかりと受けたい人には、こうした専門外来での治療をおすすめします。

AGAによる薄毛を改善するために、なんとか安くするには?

薄毛をなんとかしたい、ハゲになりたくない!そんなAGAの悩みをなんとか安く改善する方法はないものでしょうか?まずは自分の薄毛がAGAによるものかどうか専門外来で検査を受け、早い段階での薄毛ならば育毛剤で毎日のケアをすることを提案します。

まず、AGAかどうかを専門外来でカウンセリング

上記で紹介した育毛クリニックやAGAクリニックで、まずは無料のカウンセリングを受けてみましょう。さらに自分の薄毛の原因や状態をきちんと知りたい人は、検査を受けてみるのもおすすめです。

血液検査や頭部の撮影などを行うと、AGAの原因であるホルモンの分泌量や、頭皮の状態が髪の毛にどんな影響を与えているのかを知ることができます。自由診療にあたるためクリニックによって差がありますが、検査費用は10,000円程度かかります。

AGAの薄毛なら、まず育毛剤を使ってみる

AGAによる薄毛がまだ脱毛に進んでいない場合は、毎日のケアに育毛剤を使い始めることをおすすめします。薄毛の改善は、早くスタートすればするほど大きな成果が得られます。薄毛を隠そうとして、髪形でごまかしたり帽子で隠したりしても、意味がありません。

AGAに効果のある育毛剤の費用は、月に10,000円程度なので、半年使っても60,000円ほどです。専門外来で治療を受けるよりも、コストを押さえることができます。では、AGAによる薄毛を改善する育毛剤選びのポイントや正しい使い方をアドバイスします。

ポイント1. AGAに効果のある成分を配合

AGAの原因である5α-リダクターゼ酵素の働きやDHTの生成を抑制する効果のある、以下のような成分が配合された育毛剤を選びましょう。

  • 亜鉛
  • キャピキシル
  • アゼライン酸
  • 緑茶エキス
  • オウゴンエキス
  • チョウジエキス
  • ヒオウギエキス
  • ビワ葉エキス
  • グワバ葉エキス

など

ポイント2. 頭皮を健康に整える成分を配合

AGAでは、男性ホルモンの影響で頭皮が皮脂過多になっている傾向が強いため、頭皮の健康状態があまり良くありません。頭皮の皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まって細菌が繁殖しやすくなり、ニキビや炎症、かゆみ、フケなどの症状が現れます。

このような頭皮トラブルがあると、髪の毛が十分に育たずに薄毛になり、抜け毛が増えます。そのため、頭皮を健康に整えて、育毛成分を浸透させる土台をつくることが肝心です。頭皮を健やかにする成分が配合された育毛剤を選びましょう。

ポイント3.頭皮にダメージを与えない、無添加の育毛剤

頭皮トラブルがある状態で強い化学薬品などが配合された育毛剤を使うと、かえってトラブルが悪化する恐れがあります。AGAの改善には、頭皮に強い刺激を与えるアルコール成分や界面活性剤、石油系化学化合物などが入っていない、無添加の育毛剤を使用しましょう。

自然由来の天然成分や漢方の薬効成分が豊富に配合されているものが良いでしょう。そうすると、副作用や頭皮への悪影響を心配することなく、毎日の育毛ケアを安心して続けることができます。

ポイント4. 使用方法を守る

良質な育毛剤は、安全な薬効成分がおだやかに頭皮に浸透して、じっくりと薄毛を改善するようにつくられています。育毛剤をたくさん使ったからといって、薄毛が早く改善するわけではありません。

育毛効果を焦るあまり、説明書にある使用回数や量を増やしすぎて頭皮トラブルが起こらないよう、注意書きの使用方法を必ず守りましょう。育毛剤は薄毛に効果があるものです。すでに脱毛が始まってハゲに進行している場合は、医師による治療を受けることをおすすめします。

保険が適用されないAGAの治療は、早めのケアと診断がポイントです。専門外来でのカウンセリングや育毛剤をうまく利用して、AGAを改善しましょう!

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