絶対使わないこと!個人輸入の育毛剤には偽物が多く混じっている

薄毛に悩んで、育毛剤や発毛剤の購入を考える人は多くいます。安く手に入れたいからと、なかには個人輸入を考えている人もいるでしょう。しかし個人輸入の育毛剤には、偽物が多く混じっているリスクがあります。ここで詳しく解説していきます。

育毛剤を個人輸入する理由

育毛剤や発毛剤の個人輸入を考える理由は何でしょうか?どんなメリットがあるから利用する人がいるのか、まずは確認していきましょう。

理由1. 医師の診断なしで購入できる

育毛剤は厚生労働省によって医薬部外品に分類されるので、医師の診断なしで購入できます。一方、ミノキシジルやフィナステリドなどの成分が入っている発毛剤は、医薬品に分類されるので、日本国内では医師の診断なしに購入することはできません。

ただし、発毛剤の個人輸入は、薬事法で正式に認められています。そのため、医師の診断をわずらわしく感じて、個人輸入で発毛剤を購入する人が多くいます。

理由2. 通院しなくてよい

発毛剤は購入した後も、経過観察をしながら処方してもらうため、通院が必要になります。仕事などで通院し続けるのが難しい人は、通院の必要のない個人輸入を利用する傾向にあります。

理由3. 安価で購入できる

薄毛治療に使われる発毛剤は、保険適用されません。そのため、かなりの高額になることがあります。しかし個人輸入では、医師の処方が必要ないうえ、海外と日本の為替レートの差から日本国内で購入するよりも安価で手に入れることができます。

理由4. 日本で認可されていない発毛剤が購入できる

海外には、日本で認可されていないものの、発毛剤として出回っているものがたくさんあります。こうした未認可の発毛剤は、日本国内の販売店や病院で購入することはできませんが、個人輸入することができます。

育毛剤を個人輸入すると偽物があるかも!?

育毛剤や発毛剤の個人輸入で問題になっているのは、偽物が多く出回っていることです。どんな実態があるのか、見ていきましょう。

巧妙な手口

育毛剤や発毛剤の偽物は、アジアの国で製造されることが多いです。しかし一旦アメリカに持ち込んでから日本に輸入させることで、あたかもアメリカで製造されたかのように見せかける巧妙な手口があります。

本物そっくり

育毛剤や発毛剤の偽物は、本物そっくりに作られています。本物もしっかりと見たことがないうえ、表記が英語だと、見分けがつかなくて購入してしまうケースが後を絶ちません。

偽物の育毛剤がもたらすリスク

個人輸入すると、育毛剤や発毛剤の偽物を見分けるのが非常に難しいです。もし、騙されて偽物を使用してしまった場合、どんなリスクがあるのでしょうか?

リスク1. 発毛成分が入っていない、少ない

偽物の発毛剤には、そもそも発毛に効く成分が入っていないというものもあります。せっかく安価で手に入れることができたと喜んでも、何の効き目もないのでは意味がありません。また、発毛成分が少ない場合も、発毛の効果があまり期待できません。

リスク2. 発毛成分が多すぎる

ミノキシジルやフィナステリドの副作用は正規品でも強いので、日本では医薬品として医師の監督のもと、慎重に扱われています。ただでさえ慎重に扱うべきこれらの発毛成分が多すぎると、命に関わる危険があります。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの副作用には、かゆみやかぶれなど身体の表面に現れるものの他に、心臓に負担がかかることによる動悸や息切れ、脳の血流が問題で起こる頭痛やめまい、腎機能の低下によるむくみなどがあります。

心臓の負担を放置しておくと、心不全など重篤な病気につながりますし、脳の血流不足は脳梗塞などを引き起こす可能性があります。また腎機能の低下を放置すると腎不全になり、すぐに死に直結しなかったとしても、人工透析が必要な身体になってしまいます。

フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用には、男性ホルモンを抑制することによる男性機能の低下がありますが、成分が強ければEDになる恐れがあります。なかには、男性の更年期障害になる人もいます。さらに男性ホルモンの分泌を促す脳下垂体では、自律神経のコントロールもしているため、自律神経失調症を発症する人もいます。

また、フィナステリドは人工的に作られた成分であるため、私たちの身体には負担が大きく、胃や腸、肝臓、腎臓に負担をかけます。胃に負担がかかると胃潰瘍を招きますし、腸に負担がかかると十二指腸潰瘍を発症する可能性があります。

さらに肝機能の低下は肝硬変や肝臓がんにつながりますし、腎機能が低下すると身体中の毒素や老廃物をうまく外に出すことができず、様々な病気を誘発します。

育毛剤の副作用

偽物が育毛剤だとしても危険です。育毛剤の主な副作用は頭皮のベタつきですが、それがひどくなると、脂漏性皮膚炎という赤みがかった湿疹ができる頭皮の病気になります。これは後にかさぶたになりますが、かゆみを感じて掻いてしまうとなかなか根治しません。

そして頭皮に炎症がある状態が長く続くと、髪が育つどころか、かえって抜けてしまいます。せっかく個人輸入で育毛剤を安価で購入できたと喜んでも、逆に薄毛になってしまっては本末転倒です。

育毛剤は正規品を買おう

個人輸入で育毛剤や発毛剤を購入し、偽物をつかまされても、すべて個人の責任です。国も、偽物を売りつけた輸入代行の業者も、何の保証もしてくれません。偽物の育毛剤や発毛剤を使用して深刻な病気になっても、泣き寝入りするしかありません。

そのため、育毛剤は正規の販売ルートで購入しましょう。特に自然由来の成分でできていて、アルコールやエタノールが入っていないものなら、副作用を最小限に抑えることができます。

総合的に発毛したいなら発毛の専門家に

どうしても発毛剤を使いたい場合は、発毛の専門家にお任せしましょう。もちろん価格は個人輸入するよりは高くなりますが、副作用をうまくコントロールしながら、発毛が実感できるように導いてくれます。

特に発毛剤の副作用は、命に関わるものもあります。人の命はお金に代えられません。安いからとかクリニックに通うのが面倒だからという理由で、安易に個人輸入するのは止めましょう。

まとめ

個人輸入の育毛剤や発毛剤は、偽物が多く出回っています。騙されて偽物を使用すると、余計に薄毛になったり、命に関わる重篤な病気になったりすることもあります。こうしたリスクを軽く考えないで、育毛剤や発毛剤は正規の販売ルートで手に入れましょう。

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